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2025.07.01
  • 社員ブログ

アパート基礎工事レポート【大規模木造建築ぐんま】

一級建築士事務所であり、建設業者でもあるトウショウレックスでは、大規模な木造建築にも対応可能です。
先日、トウショウレックスの大規模木造建築専門ブランド「大規模木造建築 ぐんま」へご依頼いただいたアパートの基礎工事が行われました。

今回、ご依頼いただいたアパート建築は、3LDKのお部屋が3つのファミリー向け 賃貸物件となる予定✨
近隣には、スーパーや病院、役所なども揃い、住みやすいと好評のエリアとなります!

今回のブログでは、基礎工事の様子をレポートします。

まず初めに行うのが「遣り方」という工程です。 建物の正確な位置や高さを出すための仮設の囲いを設置します。 これから始まる長い工事の、まさに設計図を地面に描くような、非常に重要な作業です。

遣り方で出した位置を元に、基礎の底となる部分まで土を掘り進める「根切り」を行います。 その後、地面を固めるために砕石を敷き詰め、機械でしっかりと転圧します。 最後に地面からの湿気が建物に上がってこないよう、防湿シートで地面を隙間なく覆います。

 

防湿シートの上に、設計図通りに鉄筋を組み上げていきます。これを「配筋」と呼びます。 鉄筋は、コンクリートの強度を高め、地震などの力から建物を守るための骨組みとなる部分です。 アパートのような大きな建物を支えるため、非常に多くの鉄筋が緻密に組まれていきます。 この後、第三者機関による厳格な「配筋検査」を受け、鉄筋の太さや間隔が設計図通りに施工されているかを確認します。

組み上げた鉄筋を囲うように、コンクリートを流し込むための「型枠」を設置します。 この型枠が、そのまま基礎の形になります。 大規模木造ぐんまの現場では、正確で美しい仕上がりになるよう、職人が一つ一つ丁寧に作業を進めます。

型枠の中に、生コンクリートを流し込みます。これを「コンクリート打設(だせつ)」と呼びます。 コンクリートが隅々までいきわたるよう、バイブレーターという機械を使って振動を与え、空気や余分な水分を抜きながら、密度の高い頑丈な基礎を作ります。

コンクリートが固まるまで、数日間しっかりと「養生」します。 急激な乾燥などを防ぎ、計画通りの強度が出るように時間を置く、とても大切な期間です。 そして養生期間が終われば、ついに頑丈な鉄筋コンクリート造の基礎が完成です!

基礎は、完成すると見えなくなってしまいますが、建物の全てを支え、何十年にもわたって安全を守り続ける、まさに「縁の下の力持ち」です。 大規模木造ぐんまは、この見えない部分にこそ一切の妥協をせず、丁寧な施工を徹底しております。
今後も、上棟(骨組みの組み立て)など、工事の進捗を随時レポートしてまいりますので、ご期待ください。

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